去る5月29日に亡くなりました姉の樹木葬を本日行いました。

好天に恵まれ、納骨された彼女はこれから土に還って行きます。

51年間と言う本当に短い生涯でしたが「ご苦労様でした。ゆっくり休んで、好きな所に行き。」の言葉を掛けました。


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人生で大切な事は何なんだろう。
と、その後の食事会で考えていました。

父親は、「25歳で離婚をし、その後7回の引っ越しを行い、家には顔を出さず、最後は本家の墓にも入れず樹木葬になった」との挨拶を親族にしていましたが、「なんという挨拶なんだ。」と感じました。「何が言いたいのだ。」と。血がスーっと引いてく感覚でした。

私が思うに「家族の温かさ」が不明な環境で育ち、一人で東京で行き、「家族みたいな友人に囲まれた人生」は、彼女には幸せだったのかも知れない。
だから懸命に仕事もプライベートも取り組めたのだろう。
人一倍、実は寂しかったのかも。

最期は本当に短い間に「家族は大切」と気付けた彼女。

どんな気持ちだったのだろう。

「人生」を考えるとき、「何が幸せか分からない人」は多く、最期に気付くのかもしれない。

もっと自由に自分らしく。

最期をイメージして今を生きれば良いのでは。


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