引き続きです。

「Last man standing利益」の内容は昨日書きました。

経営者は利益を確保するために人件費を削る傾向(30年横ばいなのですから)が続きデフレが引き起りました。

以前に、ご紹介した「安いニッポン」でも記載の通りです。
サブタイトル通り「価格が示す停滞」の謎が解けますね。
思えば、この最近この手の本をよく読んでいたことに気付きました。

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・・では、この国の最低賃金について


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まさに「企業の生き残りのしわ寄せ」が労働者に回ってきていますね。

もはや「先進国」のカテゴリーから外れ、労働力の安い国「世界の工場」になれるのでは。とも考えています。(今後、世界の工場はインドですね)

・・日銀は「量的緩和政策」を継続していますが、そもそも、銀行の債権を買い、市中にお金を循環させる政策ですが、そもそも「少子・高齢化」であり、借入する絶対数も合っていなかったのでは。

商いをする人口が少子・高齢化なのに、緩和をかけても想定より借り手が少なく、社会にお金が循環してないのでは。

だから2%の物価上昇が出来なかったのではないだろうか。(現在の物価上昇は政府が意図したものではない)

少子・高齢化が加速することで需要マインドは以前ほど上がらない。

よって国内で爆発的に売れる商品自体が出せないのではないか。


⇒「いいモノを安く。」は、人口増加が大前提なのだから。

・・「経済が発展する国」⇒これは「人口ボーナス」がある国。

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日本のこのようなピラミッドで、人口ボーナスに今後期待できるわけがない。

確か中位年齢が40代半ばでしたね。先行き、どうしたら良いのだ。

・・以前には日本にも人口ボーナス(ベビーブーム)があり、高度成長期を経験し、今その形が崩れた。


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ご存じかと思いますが、日本の人口数は「多いのです。」1億2千万人もいる国で、人口大国です。(たまに、日本は島国(小国)なので人口が少ないと思っている人には驚きます)

この人口ボーナスがGDP2位(現在3位)となった(押し上げた)理由ですよね。

・・では、「一人あたまのGDP」は何番目でしょうか。

国では有りません。

国民一人の生産能力と言えば良いでしょうか。

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そうですよね。人口ボーナスだけで世界3位の経済大国と言っているだけです。

見ての通り2014年時点で「27位」。何が経済大国なんだ。先進国で最低クラスだ。


・・「パラダイムシフト」⇒以前までの常識を変更させること。

このままじゃ駄目な事、どんどん分かりますね。

ふうー。書いててドンドン憂鬱になる。

しかし、無知の知はダメだ。

まだ、この内容を続けます。(自分の復習のために)

ん。なんか講義みたいになってるかな。


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