姉のマンションに居るといつも思い出す歌です。

ジャスラックに見つからないように。



コツコツとアスファルトに刻む足音を踏みしめるたびに

俺は俺であり続けたいそう願った

裏腹な心たちが見えてやりきれない夜を数え

逃れなれない闇の中で今日も眠ったふりをする

死にたいくらい憧れた花の都「大東京」薄っぺらのボストンバッグ
北へ北へ向かった

ざらついた砂を噛むとねじ伏せられた正直さが今頃になって骨身に染みる

ああ 幸せのとんぼよ ほら
お前は何処へ飛んでゆく

ああ 幸せのとんぼがほら
舌を出して笑ってらぁ

明日からまた冬の風が横っ面吹き抜けて行く

それでもおめおめと生き抜く俺を恥じらう

裸足のまんまじゃ寒くて凍てつくような夜を数え

だけど俺はこの街を愛しこの街を憎んだ

死にたいくらい憧れた東京のバカヤローが知らん顔して黙ったまま突っ立てる

ケツの座りの悪い都会で憤りの酒をたらせば半端な俺の骨身に染みる

ああ 幸せのとんぼよ ほら
お前は何処へ飛んでゆく

ああ 幸せのとんぼがほら
舌を出して笑ってら


東京て、どうだった。
一筋縄ではなかっただろうに。

後は任せろ。



IMG_20230129_073519

DSC_0543
DSC_0533