2022年11月

FPの学習は未だに継続はしています。
この資格は保険業界の方が保持されているイメージが高いですね。

項目は6つあり、

①ライフプランニングと資金計画
②リスク管理
③金融資産運用
④タックスプランニング
⑤不動産
⑥相続・事業承継

となります。

正直に申しますと、この資格だけで生計を立てるのは難しいなと思います。何かのオマケに有れば良いのかと。

ただ、自分の今までの生活や今後を考える意味では良き学習材料として捉えています。

試験を通過するのはしたいのですが、それよりも「最低限、知っておくこと」が網羅されている意味では、良いかと思います。(学習開始から4か月程度ですが)

保険で思い起すのは「生保」が一番多いのではないでしょうか。

ところで、この生保、どこの保険を選択していますか。

まず、やってはいけないのは「事業費率」の高い保険会社は選ぶべきでないですね。

事業費率とは、事務所費や人件費、CMなどの費用(経費)です。

こういう会社の保険はこの「運営費が高い」、今あえて生保に入るのなら事業費率の安いネット保険の定期掛け捨て保険で十分だと思います。


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また、「生保」の位置づけとしては「早く死んだときの宝くじ」とも思っています。
この長寿社会に毎月いくら捻出しているのでしょうか。


(以下コピー)

世帯年収別に見る払込保険料の割合は?
理想の割合をお伝えしましたが、実際どれくらいの割合となっているのか、年収ごとの保険料を知りたいですよね?
世帯年収年間保険料の平均払込額年収に対する割合(%)
200万円未満21万円10%
200~300万円30万円10~15%
300~400万円27.9万円7~9%
400~500万円36.9万円7~9%
500~600万円34.6万円6~7%
600~700万円38万円5~6%
700~1,000万円42.9万円4~6%
1,000万円以上61万円6%

(参考: 生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」


表を見ていただくと分かるように、ほとんどの世帯年収で理想とする5~10%の範囲に入っていることが分かります。


範囲内ですが、収入が上がると割合が下がっていることも分かりますね。


ネット記事を読んでいると、保険会社よりの記事も多いように感じます。

記事はファイナンシャルプランナーが掲載をしているのが目につきます。

FPの記事は、保険会社の下請けと認識してみた方が良い。

彼等はそのようなコメントを言う事、記載することで保険会社からマージンを得て生活しているのだろうと考えています。

結局、保険会社に支払った保険金は、保険会社の運用(投資)に回されます。


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保険料が投資に回されるものでれば、自身で投資を行った方が手数料等(これも当然ネット証券でないと意味は無いですが)が安く、リターンも高くなる。

また、投資信託(株式)なら流動性もあり、現金化もしやすい。

何故、赤の他人の保険会社に運用をお願いし高額な手数料を払うのでしょうか。

この辺りの説明は、保険会社の方はFP保持しているのに「ライフプランニング」の説明をしていないように思います。

イメージ的には、「狼が羊を狙う」ような構図かと思います。


このような図があります。

自己責任度合いを高めた方が、リターンは高まります。

今の保険料を見直し、投資信託に回す方が良くないのか。

大手生保に加入なら搾取される側に回っているとしか思えない。


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投資は複利の力で雪だるま方式で増加するもので、保険と同様、長期保有すれば勝率はかなり高い。
短期売買でなく長期なら、自己防衛の保険として考えるのならこちらではないのだろうか。


下記が生保の解約返戻金率。

先程も申しましたが、生保は「早く亡くなった時の宝くじ」にしか思えない。
そして、この利回りに複利は効いていない。

お金の使い方、間違えていないのだろうか。

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国民年金が雀の涙とは言えますが、このような記載もあります。

国民年金のリターンは約12%の試算もあります。
生保のリターンは年金より低いのかも知れませんね。

長生きすればするほど得する国民年金、その利回りは?


年金保険料を月額で13,580円(2006年1月現在)ずつ40年間支払い続けたとすると支払総額は次のとおりとなります。

月額13,580円×12ヶ月×40年間=年金保険料支払総額 6,518,400円

※実際には保険料は年によって変動します。平成29年までに16,900円に引き上げられることが決まっています。国民年金保険料改正の推移は下表を参照ください。

<国民年金保険料の推移>
国民年金保険料はいくら?
※1961年4月から1969年1月の改正までの35歳未満の保険料は表中の左側、35歳以上は右側の金額です。

乱暴な計算になりますが、仮に上記の生涯に支払う年金保険料総額6,518,400円で計算すると、考え方によっては現役時代にコツコツと年金保険料を納めて、将来年金を受給する原則65歳以降はその配当として794,500円(平成17年度価格)ずつ受け取るものという見方もできます。
その場合の年間配当利回りは次のとおりです。

配当額(年金額)794,500円÷積立額(これまで支払った年金保険料)6,518,400円=0.1218857
つまり約12%の配当ということになります。

※年間の年金額794,500円(平成17年度価格)は物価上昇などにより変動します。

保険料値上がり後の平成29年以降の月額年金保険料16,900円で計算すると下記のようになります。

月額16,900円×12ヶ月×40年=年金保険料支払総額 8,112,000円

年金額が794,500円のまま据え置かれたとしても同じく割り算すると約9.8%の配当ということになります。

もちろん年金ですから、途中で解約もできませんし、解約返戻金も当然ありませんし、最後までこれまで支払ってきた年金保険料の元金は受け取れず、配当のみしか受け取れませんし、早く寿命をまっとうした場合は、支払うだけ支払って一銭も返してもらえないというデメリットもあります。

・・保険に医療保険もありますが、日本の社会保障は非常に優れています。
国民皆保険ですので、アメリカ等より医療費負担費が格段に安い。
これが財政の圧迫しているとは言われていますが。

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医療への負担額はこの割合(高額療養費の給付もあります)

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ここまで手厚く保障があるのは、この国に生まれてラッキーなはずです。

だけど、民間保険に入る人が多い。何でなのか。

自分の中では「なぜ」が大きくて正直不要だと結論付けています。

それなら、投資信託や不動産を保有している方が意味がある。と考えています。

金融知識として、今勉強中ですが自分が思っている保険との付き合い方を書いてみました。
リスク管理が「保険」らしいですが、加入する方がリスクでは。と。

間違っているかも知れませんが、これも学習の最中での気付きです。

ファイナンシャルプランナーが話すから正しいという事でもなく、自分の頭をいかに整理するかだと考えています。

この件、もう少し深めて思う事を書いてみたいと思います。

とにかくアウトプットをして、保険について自分の意見を書いてみたかった。

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【年金】「いくらもらえる?」「何歳からもらうとお得?」気になる疑問にベテランFPがズバリ答えます!

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先日行われましたラグビーのオータムマッチ6連戦の締めくくりがFrance戦。

個人的にFranceのラグビーは昔から大好きです。欧州チームにありがちなキックでエリアを取る戦術では無く華麗なパス回で防御を崩す姿はJapanにも似ているからです。

Franceは現在12連勝中。世界ランクは2位。(先日のイングランドは5位だったかな。このレベルになるとランキングは8位くらい迄は意味なしです)

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結果は、17-35。 点差だけを見れば、試合は成立している。

トライはNZ戦に続き完全に崩して取れていない、防御が機能しこの点差でした。

その中で気になるのはFB山中のディフェンスの弱さ。以前から(2019年W杯から)気になっていましたが好不調の波が大きすぎると使いにくい選手かも知れませんね。

FBは、最期の砦ですので、キック処理能力+タックルのスキルが大切だと考えています。
ロングキックは魅力だけど、足し算と引き算で考えると、個人的にはマイナス値の方が高いように思います。

松島が今はベストでは。或いは、堅実な野口。

ここは、前のJapanの田村同様、防御の穴として狙われる可能性が非常に高い様に思います。

自分が相手チームのコーチなら間違いなく、キック処理に難のある選手を狙い、ハイパントを上げ、なだれ込む戦術を使います。

個人プレーを批判しても仕方のないスポーツがRugbyですが、人選の部分では考慮する必要が有る様に思いました。

多くの海外出身選手がJapanを支えています。

しかも献身的なプレー(リーチ・ラピース・コーネルセン・ライリー)には頭の下がる思いです。が、もう少し純国産でどこまで出来るのか見てみたい気持ちも有ります。とは言え、他国も移民などからの代表選手も多いので差が広がるかな。

あと1年でW杯か。4年と言う期間も早い。あっという間だ。


サッカーのW杯の最中にラグビーの記事。それはそれでご勘弁。
ただ書きたかった。


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刺激になった本でした。

以下、作文を始めます。

日本に居ると「これが当たり前」は世界からは変な国、と見られているのだろうなと。

30年間に渡り価格は安く・一定でサービスもそれなりに良い。こんな所に居ると頭がボケる。
・・とは言え、どこに行くことも出来ないのだが。

どこにも現状は行けないのですが、来るべき未来へのヒントは得たように思います。

きっとこの国は、遅かれ早かれ「統合の時代」となる。それは決して悪い方向では無い。
ただ、また混沌とした時代は来ますね。(なぜなら自民党の票田は中小企業だから抵抗は否めない)
しかし、この舵取り以外、国家は好転はしないでしょう。

自分自身の置かれている環境は、相変わらず一人に近い。
小が大を喰うような戦略はそもそも無いので粛々と零細を継続するが、大に買われる企業を作る事が大切だ。

その為には事業の方向性や経営状況について精査する必要が有るなと感じます。

資産形成は、実に簡単な数式で成り立ちます。

(収入ー支出)+(資産×運用利回り)・・ただこれだけの話です。

投資物件の確保。
購入後の運用利回りを考慮し、こちらも収益性を更に高める必要性が有ります。
但し、本書にも有りましたが少子・高齢化社会が更に進むと住宅需要は減りますので、ここにも注意する必要が有りますね。

投資物件とは、マンションや戸建でだけなく、コインパーキング用地やその他、その地域に必要な不動産活用を常日頃から考えて置かなければなりません。
人に見えていないものを先んじて見えることが不動産業では一番大切なことだと考えています。

昨日のblogにも掲載しましたが、会社の生存確率なんて、人の生存確率より低くシビアな世界だ。

より、新たな目線や新たな取り組みが今後も必要となりますね。(そこにはリスクは付き物ですが。)

統合されていく時代なら、それは良し。但し、価値を付ける活動をする。
法人とは社会の「人」でもあるが、「商品」にもなれるのだから。


次に、「輸出に活路を見出すこと」について、京都駅に位置する弊社は、この「輸出」をインバウンドに着眼します。

以前から書いてはいましたが「宿泊二次産業」についての仕掛けを本気で考える時だと考えています。

・・そして考えている事業は有ります。またご報告できるかも知れません。



ところで、余談ですが、無知な私は2019年のW杯ラグビーに観戦に来ている他国の方を見て、こう思っていました。「大した稼ぎも無いのに、節約してこの日本に来たのだな。食べる物も泊まる所も節約するのだろうな」と上から目線で見てました。

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大間違いのバカ野郎です。
彼らは平均賃金が日本の倍ほどの所得のある人が来てたのだ。(そりゃ民泊も埋まらないわけだ)

よく見なければ(学ばねば)、、知らないとは本当に恐ろしい。


最近は「生命保険」について考えていますが、何故、生命保険に入るのか解らない。

またこれについても書いてみようと思います。

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イレギュラーになりますが、本日は設立記念日と気付きました。

2004年のこの日に設立し、19年目に突入します。
これは、生まれてから大学生になる程の期間ですね。
日々の積み重ねが今日に至ります。

ご参考に・・

会社が生き残れる確率

会社設立後に生き残れる確率は、

 

1年:40%
5年:15%
10年:6%
20年:0.3%
30年:0.02%

 

だそうです。

 

 

1年で60%、10年で94%
会社は倒産してしまうんですね。

 

30年なんと0.02%、
30年生き残れる会社は、
100社あったら2社のみということです。

 

 

本当かよ!?と思う数字ではありますが、

よく考えれば10年・20年もすると、
生活の内容が全然違います。

すると、必要なサービスも変わってくるので、
消えていく業種・会社もたくさんありますよね。



・・元々、同級生から「会社を一緒にしよう」と言うことから始まりました。
自分自身で会社名を付けておりません。
(会社名とは社会の名前となるので、責任を与えたい思いもありました。)

この同級生がこう言いました。「今の仕事をしていると、この先の自分は不安だ。だから不動産の会社をやろう。」と・・「じゃあ、やろうか。」がスタートでした。

当初、代表にもなるつもり無かったですから、「キミが代表になれば良い」と言いましたね。

時が経ち、全く会社に顔を出さない同級生。
思えば、この人は何がしたかったのかな。

勉強になったのは、起業するなら一人が良いこと。人の気持ちは変化するから。

1人残された自分は、最初の約束と違うなと思いつつ年月を過ごしました時期もありました。

私にとっては、「いい契機」だったのでしょう。

分かったのは、生きるという事の難しさ、調子に乗ると落ちていく経験、付き合う人で人生が変化すること。

大きく分けると起業して気付かされたのはこの3点だと思います。

これを補うのには、今取り組んでいる「自分を鍛える事。(学ぶこと等)」が大切だと考えています。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

よちよち歩きでここまでは来ましたが、大学生から社会人になる年頃の企業なら、自身の思考や業務改善など年数を重ねた進め方をして行きたいなと考えています。


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本当は先日のラグビーネタを書きたいが、こちらを先に仕上げていきます。

前回の「国内総生産」と「国民ひとり頭の生産」の乖離を書きました。

・・じゃあ、日本人は能力が世界と比べ劣っているのか。と思いますよね。

いや、違うのです。

参考図が無かったので本のグラフを撮影しました。こちらです。


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「人材の質」は、「世界4位」で先進国の超上位なのです。
非常に教育水準も高く、優秀な人材を生み出している国となります。

では、何故、「優秀な人材の賃金」が「途上国並みの賃金」なのだと。

ここに対して著者が提言しているのは

国内需要が少くなるのなら、輸出を強化せよ。

・・国内の人口減少の中での需要は先細りし、「Last man standing利益」を目指しているが、海外の大きな市場により積極的に仕掛ける必要があると。

⇒著者によると、インバウンド訪日観光客の取り込みは「輸出」と位置付けています。

日本のポテンシャルで外貨を得るのですから、輸出か。

そして、先日世界の人口は遂に80億人を突破しました。
(アフリカなど加速度的に人口が増加しています。)

今後、世界市場の裾野は、より拡大していきますね。国内でなく海外に目を向けるのはしごく当然の流れか。

ここにメイド・イン・ジャパン(何も製造業だけでなく、農業や、その他分野)を拡大していくと確かに変化が起こるかも。


②中小企業の数が多すぎる。

これは、中小零細企業を営む自分にとり、耳の痛いワードですが、本書を確認してみます。

・・企業の生産性を高めるために、もっとも重要なのは、企業の平均規模を大きくすることでる。

今の生産規模はあまりに小さく、生産性に大きな悪影響を及ぼしている。

人口が減少する中、企業規模を拡大するには「企業の統合促進」が不可欠である。


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日本での中小企業割合。

(本書より)

・・人材評価は非常に高くランクされているのに、生産性に関してはイタリアやスペインより少し高い程度です。

スペインの生産性は世界第32位ですが、人材評価は第45位です。
イタリアは生産性が第34位に対して、人材評価は第34位です。

ならば、何故、人材評価で世界第4位の日本の生産性が第28位なのか。


※アメリカの人材評価は第24位ですが、生産性は第9位となっています。

これも企業規模で説明ができます。

従業員250人以上の企業で働くアメリカ人労働者比率が49.8%にのぼるのに対して、日本はたったの12.9%にすきないのです。

・・企業が統合されることによる効果について。

本書では、アメリカのデータを使った論文が引用されています。それによると、1987年の従業員数10人未満の企業の1人当たりの生産性は62%にすぎず、500人以上の企業は平均の126%だったそうです。

付加価値に関しては、カナダの従業員数100人未満の企業は全体平均の67%で、500人以上の企業は147%、アメリカは同69%と136%でした。

・・日本の20人未満の企業に勤めている労働者比率の高さが生産性の低さの要因だという話と一致しています。日本には従業員数30人未満で生産性の低い企業に労働人口が集中しており、そのことが全体の生産性向上の低さにつながっているのです。


・・「日本経済の底力は中小企業であり、これこそが日本の資本主義の特徴である」と言う考え方は、どうやら1964年以降にできた神話の1つだと考えらえます。

この神話が今の低生産性・低所得・低輸出率の原因の1つです。

・・政府は求人倍率を見て、雇用情勢が改善していることをアピールしたがります。
しかし、実は給料水準が低い企業が人手を求めており、そんな安い給料で働きたい人、働かなくてはいけない人が減っているのです。求人倍率が改善していると言うより、規模の小さい企業に存続の危機が迫っていることを物語っているだけです。

こういう規模の小さい企業は、生産性を上げて支払える給料を高めていかないと、まったく人が採れない。求人倍率の高騰は、決して喜ばしいことではなく、政策を変えろという経済からの警告なのです。


・・なるほどな。と思います。

どうでしょうか。今テレビなどで「転職」についてのCMをよく見かけるようになったのではないでしょうか。

或いは、「M&A」という言葉、既に耳なじみが無いでしょうか。

後継者探しと、次の職探しの時代は加速的に進んでいるのだと考えます。

人材の質で世界上位の国なら、生産性が高く=賃金が上がる。仕組みの企業に移るのは当然の流れのように思います。

これからの時代、やはり「統合」だろう。

近い将来、金融機関は再編になるでしょうね。

他人事ではではない。

自分を考えても生産性の低さを感じますから。

さて、総括をまたしてみよう。自分なりの本書のアウトプットだ。

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