2022年12月

先日、家賃保証会社と消費者団体が提訴した本訴訟。最高裁の判決は、消費者団体の言い分が通りました。

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・・・「現場に身を置く者として」

家賃滞納による契約解除が認められればどんなに有難いかと思います。
(今回は2ヵ月滞納での解除でしたが3か月でもダメですね)

消費者契約法10条で守られた消費者には、こう思います。
「そもそもの義務を果たしてないではないか」

賃貸管理で厄介な事の1番手「家賃滞納」。

これに対し、我々からすると「有難いシステム」と重宝するのが「家賃保証会社」への加入です。

金融機関の借入の際の、「保証会社」と同様です。(保証料払いますよね)

家賃保証会社を利用することで、滞納者の賃料を立替払い・明け渡し訴訟・残置物撤去など多くのフォローが有ります。

基本的に現在の賃貸住宅の契約では、この「家賃保証会社」を利用します。

ここで、審査に落ちると「貸さない」のが通例になっています。

以前は、「連帯保証人2名」など人的な保証でしたが、時代は変化しました。

実業務で連帯保証人に請求をしても支払い能力が無い人が保証人になっているケースが多かった記憶が有ります。

さて、本最高裁の判決は今後の家賃保証会社の動向にどのような影響を与えるのだろう。

滞納をしても、強制追い出しが出来ないとなると、保証会社の審査がより厳格になる可能性が高まります。

このような流れになると、社会的弱者の住まい(低収入・保証人なし・無職・海外労働者など)を貸し出す家主は少なくなるように思いますね。

消費者契約法は、個人に分厚い法律であるが、事業者には壁になるケースが多い。

ケースごとの法整備、大切なように思います。

夜逃げなどされると、残置物の撤去・家賃未収・改装費など。所有者は紛れもなく被害者なのですから。

そういえば、最近賃貸契約でよく見かける「1年以内の短期解約の違約金」は、消費者契約法に抵触しないのかな。(事情で転勤が急に決まるなど要件は多々ありそうだが)

それも気になるな。



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最近ニュースでも多く取り上げられています。

「防衛費増額」GDP費に対して2%増 ・・試算で毎年5兆円規模です。(内1兆円は増税)

・・ご存じの方も多いでしょうが、少しお付き合いください。

そもそも「日本の防衛費は世界水準からみてどれくらいなのか」


コロナ前まで無知な私は、「専守防衛」「戦争放棄」「核は持たない」「アメリカに守られてる」「島国」から、防衛費は国家予算に対して低い国だと信じていました。

その経費を削減し、経済発展に舵を切り、国を豊かにしてきた。と。


ところがです。

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現在、世界9位。とんでもなく世界的に軍事力がある国だ。

陸続きの国より、日本より広大な領土の国より軍事費が多いではないか。

(オーストラリアやカナダや、イスラエルの方が余程、軍事費が高くて当然かと。)

これも「無知の知でした」。

構図としては「戦争したら直ぐ負ける国=軍事費が低いから。」の感覚でしたから。


・・さて、今回の「防衛費増加:GDP比2%増加」すると、世界における「日本の軍事費」はどうなるでしょうか。


ご覧ください。

■2021年は日本9位

 ストックホルム国際平和研究所が4月に発表した「世界の軍事費」によれば、21年の米国の国防予算は8010億ドル、中国(推計)2930億ドル、インド766億ドル、英国684億ドル、ロシア659億ドルで、日本は9位だった。だが日本の防衛費がGDPの2%になれば、日本は一気に米国、中国に次ぐ第3位になる。

各国の軍事費(AERA 2022年6月13日号より)
各国の軍事費(AERA 2022年6月13日号より)

 憲法9条を改定しても、おそらくほぼ既成事実の追認になりそうだが、防衛費を世界第3位にする「抜本的強化」は日本が軍事的列強の一国となる点で、憲法改定以上に実質的な変貌(へんぼう)かと思われる。



これを行うと「日本は世界3位の軍事費」の国となる。

何が「戦争放棄」だ。

そんなレベルでは無い。


確かに、昨今の北朝鮮の動き・ロシア・中国の動きを見ていると、不穏ではあります。

日本がこのような舵を切るのはアメリカの指示なのでしょうが、我々の知らない所で「有事の可能性」が極めて高いという裏付けなのでしょうか。

人は、「理由」で納得する生き物だと思いますが、どうすれば「納得」出来るのだろう。

・・そもそも、この財源、どこから捻出するんだ。

「1兆円」は、我々の「税が財源」だろう。

税が上がる可能性が有るとしたら①消費税②法人税③所得税④贈与・相続税⑤酒税・タバコ税・・では。

(今回は法人税とたばこ税が有力なようですが)

特別復興税をあてるような話も出てますね。(本末転倒だ)

人気取りの政治家(そもそも彼らに人気なんて無いのだが)なら②~⑤で目をくらますのかな。

カテゴリー全て、多くの国民に直結する。


さて何処に行くのでしょうね。

この国も、我々も。


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日本人の大好きな「忠臣蔵」(私も大好きですよ。先に言っておきます

亡き主君の仇討ちを家臣47名で討ち入り吉良の首を討った日が12月14日です。

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この話。忠義を好む日本人の代表的な出来事で、今でもこの時期の語り草ですね。

先日BSで本件に対する「吉良から見た忠臣蔵」が放送されていました。

吉良上野介の人となりとは。

①領国で善政を行った。

②茶人としても自ら流派を立ち上げるほどの風流人

③子煩悩であった。

このような紹介でした。

では、何故「醜悪」に後世に語り継がれるのだろう。

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考えてみれば、そもそも、江戸城で刀を抜き暴れる主君とは如何なものだろう。

主君(浅野内匠頭)こそ危ない人間では無かったのか。

今でいえば、知事会で銃を撃つようなことでは無いのか。

家臣を守るために家長が体を張るのが筋では無かろうか。

領国は5万石(予算50億円規模の県)。

会社でいえば中小企業の社長のイメージです。

常識的に考えると、末代まで語られる人物であるか不明だな。が個人的な意見です。

副社長の大石内蔵助が、その後、浪士を纏め上げ、2年後に苦労をし討ち入るところが良いのでしょう。(艱難辛苦か。大石は、きっと一角の人物だったのだろう)

これは、家臣に「コミットメントと一貫性」が働いたのだろうと考えています。

主従関係や家督制度、領国で一生を過ごすことが当たり前のこの時代であれば、家臣たちは生まれた時からこのセンサーが働いたのでしょう。

その後、脚色され、今の「忠臣蔵」となった。
私的な穿った角度から見ればこんな感じです。


・・あまり知られていないことかと思いますが(私もテレビから知りましたが)

赤穂浪士が、その後、切腹をした日。

その日に「吉良家」は、領地没収されています。(お家の取り潰しです)

家督を継いでいた吉良某は、その2年後、失意のまま21歳の若さで亡くなったそうです。


・・なんか「しっくりこない」な。
なぜ、裏側を公表していないのだ。


取り潰しの理由は、5代将軍 綱吉の「生類憐みの令」など、庶民の不満の矛先を吉良に向けた。

「忠義の士」を称え&「吉良家の取り潰し」で、庶民の支持を得ようとしたのですね。


政治の人気取りは、今も昔も同じだな。と。


この話、美談となったのは何故か。

背景に色々ありそうですね。



不謹慎ながら、安部前首相が銃撃されたニュースを思い出しました。

銃撃犯は、今の政治の統一教会に対する手のひら返し。どう感じているのだろうか。

己の本懐、果たしているように思えるのです。不謹慎ですが。


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実は、blogの件です。

これで132話目なのです。4か月以上毎日書いております。

私のblogは「気まぐれ日記」とタイトルを付けていますが、昨年から実は手元にノートを置き、思ったことや考えていることをノートに付けていたのです。

そのノートタイトルが「気まぐれ日記」でした。こちらです。

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パラパラと見ると昨年からの話では有りますが、何を思案し、苦悩しているかの自分に会えます。

書くことは、やはり大切です。(現在はblogですが)

閲覧者が何人いるから。ランクが上がらないから。の理由で、blog(に限らず)を止める人や、どうせ大した内容も書けないから。とか、継続できると思わない。などの理由で書き留めない人が大半だと思います。

気付くと、このblogすら「習慣化」しています。

「誰か読んでくれるのかな。」がポイントでは無く、「書くことを毎日見つける」と言う意識が日々の気付きとなることが多く、アンテナを立てることも同時に習慣化しているように思います。

何度か書きましたが、起業にしてもblogにしても勉強にしても、「人にお願いされて」するものでは有りません。

自らの意思で、動けるようにすること。

この辺りの少しの差が、積もっていくと「自己の確立」が早まるかも知れませんね。

影響力の武器での「社会的証明」とは、多くの人がしていることが正しく、違う意見を持つ自分は妥協してしまうと言うことは、「自己の確立」が出来ていない人が多くいるという裏返しでも有りますね。

全てのジャンルにおいて「社会的証明」から逃れることは出来ないでしょうが、少なくとも業務など、主語が「自分」の時、コミットメントと一貫性を持ち進んで行けると良いのかなと考えています。


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本年度の目標。blogにも記載していましたが減量6㌔。

忘年会シーズンですが今のペースで継続できれば年内の目標は達成出来ると踏んで、「成功」とします。

6月末にジムに再入会をし約6か月間継続しました。
現在、7㌔弱の減量に成功です。
月に1㌔ですから非常に良いペースでした。

自分なりの「コミットメントと一貫性」です。

・・減量を志したのは理由が有ります。

今年亡くなりました姉が病床で、寝やすい体勢になろうとしたのですがベッドからはみ出し、落ちそうになりました。彼女の体勢を維持しようと支えていたのですが、次第に力が尽きていく。

最終救急隊を呼び、元の体勢に戻して頂いた経緯がありました。

自分なりに悔しかったのです。
筋力を鍛えてないと、このようないざという時、何の役にも立てない自分に不甲斐なさを感じた。

サボると、いざという時の対応が出来ない事を痛感したのが一つの理由です。


次に、以前に購入したスーツ等の服がきつく感じる。

スーツやジャケットを着るのが大好きな自分は「高いモノ」をジャストサイズで購入してきました。

ん・・きついやん。これ着れないやん。とか、前のボタン閉まらない。ズボンパツパツやん。

・・あかん。

自分の理屈としては、「高いモノ」を綺麗に着こなす意思を持てば、体型維持を心がけるということでした。

今。「しっかり綺麗に着ることが出来ます」。良かったです。


最後の理由は、世界の富豪で太っている人は居ないこと。

お金持ちとは、イメージ的に醜悪(太っていて動かないような)想像しませんか。


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しかし、殆どの方はこのような醜悪な感じではない。

要するに、自分を律しているんだと。

周囲から、「自分を律してないから(自己管理出来ていないから)肥満なんだ」と見られるのでは。

自己管理を出来ていない人が、ビジネスで上手く行くとは思えない。

健康管理の大切さを考えているからこそ、体型維持をしているんだと気付きました。

自分という資本を守るには、自分のメンテナンスは自ら行うこと。

この辺りの理屈からの一貫性。


そして減量の計算式も簡単 (基礎代謝+運動によるカロリー消費)−(摂取カロリー)×継続


今後も継続して参ります。


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