昨年亡くなりました姉が存命なら1月19日は52歳の誕生日でした。

存命なら友人たちとお祝いでもしていたのだろうな。

中学生で仲違いをし、その後の40年程彼女の誕生日を祝ったことも無い。

小学生以来の年月を経て、今、姉の誕生日を祝う。




今は、土の中に眠っています。







普通のきょうだいだったらな。どんな会話をしていたのだろう。

ボタンの掛け違いから会話をせず、お互い他人のように生きてきたはずだけど、毎日彼女のことを思い出します。

どんな人生だったのだろう。

もっと知りたかったな。

この世にいる者が出来る事。

それは、忘れないことですね。

生きれなかった姉の分、日々、無駄なく過ごしたいものです。

モーニングサテライトを視聴しているときに興味深い言葉に出会いました。

「ロイック経営。」

このような記述です。


ROIC（ロイック）は英語の”Return on Invested Capital”の略で、投下資本利益率のことを言います。 事業に投下した資本に対して、どれだけのリターンを生み出したかを測る指標です。 より少ない資本でより多くの利益を上げることが効率的な経営になり、企業が目指すべきものと言えます。




朝からこの言葉と解説で一気に目覚めました。

この手法はセブンイレブンが基準としている数値との事。

様々な業態で覚えておく指標だなと感じました。

今まで新規事業をチャレンジしてみて、「うーん。これは違うな。」と言うことに遭遇してきました。

目標とする指標を言葉で表すとこれだったのだ。

事業を「ストップ」をしたこと。

主立って4つ有ります。

これは、ロイック経営とはかけ離れていることですが。

①大手法人の社宅代行サービス

②レンタルサイクリング

③ゲストハウス運営

④レンタルサロン（これは今年から事業縮小します。）

ストップしたことに対する反省

①については、社宅の探す時期（3月・9月）が集中していること。少人数で事業を行う弊社は、一気に斡旋依頼が来るので（＋競合の仲介大手会社3社程度）ヒト・時間・情報量での手間。
エリアも広範。

止めてみてわかったこと。（もっと早く気づけよ・・）

一過性で来る売上に対し、年間の売上をみると会社の売上の僅か数％でしか無かった。

無駄に「頑張っている」「大手に負けるな」みたいなマインドが今思えば大いに違う事でした。

何がしたかったのかは「自分の営業力」の確認と自負のみだった。

疲弊し、僅か数％の売上しかないのに。

これは人的資本の損失でした。


②については、気候の内、1/3は雨ではないのか。

加えて、寒くても暑すぎても自転車は乗らない。

＋時間内に自転車を返しにこない。

その他、不法駐輪で商店街に呼び出されたり。

稼働率と無駄な人件費と天候の左右。

投資効率と精神衛生面が非常に悪い。


③について

運営委託や清掃を外注する費用を見ていると、自社でやった方が人件費等を支払っても利益が出るのでは。の発想でした。

その後のレッドオーシャンになることで、売り上げの減少・清掃員の不足。

運営を任すにも、ルールや仕組みは何もない業界でしたので、教える人は居ない。

＋夜間対応など。マンパワーに委ねることが多い。

夜間対応をしている人間と、夜間対応をしたく無い人間との軋轢。

少し稼いでワーキングホリデーに行くような人材。

およそ企業として人材と呼ぶには程遠い環境であった。


※しかし、この多数のスタッフが在籍したことで今の方向性を決めたことは間違い無い。

人に頼らない事業を進めることを誓えました。

④については、利用者は多いが「売上が上がらない」「手間が掛かる」

モノを作っても、投資効率が悪いことは、除外する。

＆手間をかける事業でもない。




トライアル＆エラーは大切な事です。

一番大切なのは、同じ間違いをしないこと。


チャレンジ出来た分、今後、上記なようなことで頭を抱える時間は減少するだろう。

「どうなりたい。」

「どうしたい。」

は、自分の選択だ。

他人の選択では無い。

10数年利用してきたポータルサイトの契約を解約しました。

お世話になったのか。なっていなかったのか。

記号では、こうです。

世話になった<世話になっていない。（特にこの数年）

毎月経費が掛かることですので致し方有りません。

「常にある」と思うものから、離れた方が今までを感謝が出来たり、離れてこれで良かった。
と思えるかはこれから判明しますね。

事業を始めた時から、変化を続け今が有ります。
きっと以前とはやり方が変化したのだ。

それは、会社も人間も同じだろう。


解約の話をし、手続きをしてる中で、担当者に「今後、あなたはどうするの」の問いかけをしました。

回答は、「母親の作る餃子が美味しいので会社を辞めて餃子屋をしたいです。母親と」

との事でした。


何故、本気でしたいと思うなら。母親が必要なのか。

先ず、最初にこのように思いました。


事業を行う覚悟は、自分自身が本気で持たないとならないのにな。

と、次に感じました。


最後に、このように「●●をいつかやりたい」と言いながら人は年を取るのだろうと。


今、何かをしたいと思い真剣にチャレンジ出来る環境に感謝をしつつ。
（その倍以上の不安は常にいっぱいだが）


自分で道を切り開くマインドはいつまでも持ち続けたいなと感じました。


・・ここで、blogを終えようと思いましたが・・もう少し。


このチャレンジをせず、企業に世話になるマインドとは、国策だろうと。

国民に賢くなられたら不都合が多いので、どうでも良いような教育を行い、リテラシーの低い馬車馬を養成し、源泉などの税収を自動課金で搾取している。

確かドラゴン桜でこのような文言があったように思います。


馬車馬から人間にならないと、搾取される側の思惑通りではないのかな。