タイトルの内容と違うかもしれませんが、同業種の成功や、いい話を聞くと何故自分は出来ていないのだろうか。と気持ちが不安定になることが有ります。(いや有りました。)

感情から言うと嫉妬なのでしょう。

かのアリストテレスは「陶芸家は陶芸家を妬む」との言葉が有ったようですが、同業以外なら右から左に流せる言葉も同業となると「なぜコヤツが上手くいくんだ」とか「何で負けているんだ」などの感情が生まれます。(=妬みです。)

コロナ禍で弊社は業務に多大なるダメージを受けたのに、ダメージを受けずいつも通りの同業者に随分、精神衛生状態が悪い期間が有りました。

この精神状態の悪さの病巣が「妬み」と気付いてから考え方を改める努力を現在も行っています。

同業種故に負けたくないという気持ちが働くのだと。

結果、これって他人より優れようとしている勝ち負けをずっとしてるな。と言うことだと気付いたのです。

優れるな異なれ。は、自分の解釈で考えると、態々相手の成功を聞いて妬むくらいなら、自分のアイデアで自分のやり方でやる。

勝負は他人では無く、自分がそれをどれだけ本気で取り組んでいるかでしか無いと考えました。

小さい企業が大手の真似をして勝てるなんて無いでしょう。

小さいながらにアイデアで乗り越えて行き、自分の勝てる場所を探す。それに取り組む。

こう考えるとだいぶ妬みから解放されました。

その他、蟹穴主義なども好きな言葉です。

いい意味で「尖る」と言うのは素敵だなと思います。