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来る10月11日より海外訪日客の規制が緩和されます。
これにより、多くのインバウンド訪日が見込まれます。

弊社も2015年から旅館業(簡易宿泊所)事業を行って参りましたが、2020年~コロナにより壊滅的な事業となりました。

簡易宿所に宿泊されるのは国内客では無く海外からの旅行客でしたので制限されると一瞬で事業の終焉を迎えました。

その中でも4棟は現存させています。(1棟は住宅宿泊事業の適用です。)

アクアプリータ

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京町家 八条  京町家認定宿泊所

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上方 八条
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フォレスト
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今後また、これらの物件たちは活躍できるのでしょうか。

5年間ほど考え継続してきた事業ではありますが、今後の見通しは不明です。

10月からなら予約が入っても良いものだが・・と思いますが、芳しくない。


訪日観光客の国別グラフ

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中国・韓国・台湾・香港の東アジアの割合が9割を占めます。

中国は規制が厳しいので韓国・台湾の方が訪日客としては見込めますね。

円安の影響でより「安いニッポン」ですので、楽しいお買い物に専念されるのではないでしょうか。


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インバウンドの消費額は沈んでいる日本経済の一助になるかも知れません。

と言うより、この国は、観光でしか最早成り立たないのではないか。と思う所も有ります。

我々は円安で海外に行くことが難しくなりました。
ジャパンアズナンバーワン。と言っていた時代は何だったんだろう。
失われた30年は30年で済むのか。40年も継続するのでは。

今や、安いか。


ともあれ、差が出るのはここからです。
コロナ禍と言えど起死回生の一手を考えていた宿泊事業者は立ち直るでしょう。
しかし、何も考えず時だけ経た事業者は沈没するでしょう。

近い将来、簡易宿泊業はどうなるだろう。

元通りになれば良いですが。