おっと。100話で終わりではないのか。
今後も気まぐれにblogします。


経済産業省は1日、新型コロナウイルス対策として実施した実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済負担を軽減するための借り換え保証制度の案を示した。保証限度額は1億円とし、民間金融機関のゼロゼロ融資の上限額の6000万円を超す設定とする。

同日に開催した中小企業政策審議会で示した。100%保証の融資は借り換え後も100%での保証を維持し、保証料は低い水準に設定する。保証期間は10年以内、元本の返済を猶予する期間は5年以内とする。有識者の意見を踏まえたうえで、財務省などと調整し正式決定する。

ゼロゼロ融資はコロナ禍で売り上げが減少した中小企業を支援するため導入した。2023年7月以降に返済が本格化するため、経産省は今後借り換え需要が高まるとみている。(日経新聞より)

・・元々は、2023年7月から返済が始まる予定であった「コロナ融資」について、融資増額及び、期間の延長が議論されているようだ。

事業者としては、「有難い」の一言に尽きますが、同時に、ゾンビ企業の延命にもなるのだろうな。との思いもあります。

今後、コロナの脅威は、共存への方向へと。これは変わらないと思います。

個人的に考えているのは、当初の融資で立て直せない企業は残念だが、延命をしたとしても復活する可能性は低いと考えています。


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2020年の発生時から現在までの間、「何をどうするべきか」を考え実行している事業主でなければこれは難しいように考えています。

まさに事業としての「生死の境」を彷徨ったのですから。

弊社とて未だ財務が健全化している訳ではありませんが、思案し藻掻きました。今もですが。

様々な業態があるわけですので、一概には言えませんが、自らも踏まえ、こう考えています、「元々うまくいってなかった事業」こそ、今回の件で淘汰されるものだろう。そこを踏ん張れるかは、事業主の覚悟だろうと。


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覚悟を考えるとき。

自分自身は「何がしたくて起業したのだろう」と考えるときが有ります。
約20年前の自身の思考は、「自分の力を世に試したい」これが一番でした。

(これは覚悟とは程遠い。功名心だな。仮に5年前に起業してたら確実に倒産しているはず)

しかし、力を試し続けてどこに向かうのだろう。が、今現在の考えです。

先ず、大切なのは「何のために起業しているのか」「何を残したくて事業を存続させるのか」

その事業は「善き心(考え方)からか」。を問うようにしています。

これは、稲盛和夫さんの言葉でもあり、松下幸之助さんの「企業は正しく闘争しなければならない」の言葉に感銘を受け、「その動機善なりか。」を問いかけるようにしています。

融資が増額で実行され、期間が仮に延びるのであれば、事業者にはこの問いに答えががないとダメなのだろう。

「お金の使い方(生かし方)解っていますか。」・・学ぼう。


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