弊社は「コインランドリー事業」を行っています。

何故か・・弊社近辺にはインバウンド需要を見越したホテルなどの宿泊施設が多く建設されたことが大きな理由です。開業したのは2019年となります。

以前からこの事業は「面白い」のではと考えていましたが、良い店舗が無いな。と思っていました。

・・「面白い」の着眼は

①ホテルは客室とランドリーの設置数が比例していない。

②近隣ホテルのマネージャーにコインランドリーが有れば良いかの聞き取り。

③大通りに面していること+隣がコンビニエンスストア。認知度が高い。

④夏の洗濯物(旅行者は暑いので汗をかく)需要が高いのでは。

⑤夏が稼働すれば、冬こそ出番のランドリーなので通年稼働が見込める。

⑥手間が掛からない。社員は機械で良い。

⑦近隣のランドリーの稼働状況の視察。

この辺りが「面白い」と感じていた理由です。


・・弊社でもインバウンド事業の「ゲストハウス運営」も2015年~行っていましたが、2019年春に殆どのスタッフが離職したのも好機でした。(従業員の離職を好機と言うのも表現は違うのかも知れませんが)

弊社事務所は人員が減少したことでスペースが生まれたのです。

折しも2019年には徒歩1分内に客室900室を超える大型ホテルが完成しました。

「ここだ」と思い、事務所を2分割し、ランドリースペースを開設したのです。

費用は2000万程度掛かりました。(7坪で・・高い

Wash&Dry  京都駅前店

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これは「観光二次産業」の位置づけです。

開業から3年となりましたが、旅行客の回復と共に良い回転率を保っているように思います。

事業として成立しているように思います。投資効率は悪くない。

※但し、「コロナ中」は完全に死に体になりましたことを付け加えます。

当初の仮説を立てた冬場(地元のエンド)の利用は想定より低いものでしたので。


自分自身の仮説を検証するには、挑戦しないと検証すら出来ない。

地域を良くみて、需給バランスがあっていない事業を良く見る・考える癖付けは必要だと思います。


これらも全ては、「不動産」がないと出来ないことですから、この事業も「不動産活用の一環」として位置づけしています。



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